自転車でマンハッタンへ

 

マンハッタンのバイクレーン。
マンハッタンは混雑しているがバイクレーンが比較的整備されている。真ん中矢印の付いた緑のレーン。

自転車でマンハッタンに行った。赤信号で止まるのは私だけだということがわかった。皆さん、歩行者と同じ感覚なのだ。車が来なければ渡る。私は、人生、そんなに急いではいないので、やはり止まる。止まって周りの景色をゆっくり眺めるのは贅沢な時間だ。

マンハッタンは走りやすい。自転車レーンが整備されている。ブルックリンやクイーンズは、自転車レーンが途切れていて走りにくい。

サングラスは必需品だ。光線も強いが、結構ゴミが目に入る。空気はきれいだが、細かいチリが出ているようだ。乾燥していて風が強いからか。ニューヨークは、午後になると、大陸側が熱せられるからだろう、海風が強くなる。

日本風カラオケボックス

小さな日本人街ができつつあるというイーストビレッジ付近を見て回り、さらに北上。カラオケに行くことにした。

アメリカにあるカラオケはたいていが、酒場など皆が居る所で歌う形式だが(カラオケバー、カラオケスナック)、カラオケ・デュエットKaraoke Duetは日本風のカラオケボックスだ。小部屋がたくさんあり、一人カラオケ(ヒトカラ)もできる。昼の時間(午後2時~8時)なら1時間4ドル(金土日5ドル)+税。時間無制限で12ドル(金土日14ドル)+税。ドリンクは別で頼まなくてもよい。適正料金だろう。これは病みつきになりそうだ。

古いDAMが入っている。昔の映像が見られてなつかしい。キー調節ができない曲が結構あって残念。女性曲は歌えなさそうだ。

国連ビル。
国連ビル。

カラオケ・デュエットはマンハッタン内に3店舗あって、その中で自転車では最も行きやすい304 E48th St.に行った。何とすぐ近くに国連ビルがあった。そして何とさらにびっくり、トランプ・ワールド・タワーも近くにあった。国連ビルとトランプのビルの近くで日本のカラオケができるのだ。

トランプ・ワールド・タワーの高層ビル。
国連ビルの近くにあるトランプ・ワールド・タワー。松井秀喜も住んでいたという。

(トランプはニューヨークに4つの高層ビルをもっており、一番有名なのが5番街のトランプ・タワー。トランプ・ワールド・タワーはマンション専用でちょっと中心から外れている。しかし、262メートルで4ビルの中で最も高い。ビル・ゲイツやハリソン・フォードが住み、かつて松井秀喜も住んでいたという。)

帰りは、イーストリバー沿いの自転車道を行こうとしたが、残念ながら国連ビル付近はこの河岸道路が途切れていた。来た道(1番アベニュー)と並行する2番アベニューを真っすぐ引き返し、マンハッタン橋を渡って、ブルックリンの中心街を抜けてサンセットパークの自宅に帰った。総距離50キロ程度。