ただいま1月6日夜10時、気温-13度(摂氏)。風速20km/時の強風で体感気温-22度。人体実験のつもりで公園をジョッギングしてきた。
寒さにだんだん慣れてきていた。完全武装していけば怖くない。特に頭、耳、ほお、あごの隠れる毛糸の覆面(目出し帽)は強力。家の中でかぶるとたまらなく暑苦しいが、強風の中に出るとちょうどよい。公園散歩道のわずかに雪がはがれているところを選んで走る。
風の来ない建物の陰で柔軟体操、腕立て伏せをすると、やはり暑苦しく、目出し帽をとった。まあー13度はこの程度なんだ。風さえなければ-20度くらいは完全武装で対応できるのでは、という気がしてきた。
しかし風に逆らって走るのは確かにきつい。体感-22度、了解した。目出し帽も目鼻の周りは大気に触れているから、特に上部ほおあたりが痛くなってくる。ズボンも普通のトレパンではきつい。防寒トレパンは持っていないので、次回はももひきか。ももひきはいてまでジョッギングしたくなかったが。
明日朝は-16度まで下がるという。それが今回の寒波のピークらしいから、私の人体実験も―13度、体感-22度どまりか。
私にとってニューヨークの年越しは初めてで、こういうものかと思っていたが、今年は寒さが特別らしい。ここ1週間の平均気温-8度は、アラスカ州アンカレッジと同じだったという。平年なら最高4度、最低ー3度程度らしい。