私はカップヌードルは食べない

私はカップヌードルは食べない。なぜなら、高いから。

通常の(袋入り)即席めんを適当なカップに入れ、お湯を浸せば、カップヌードルと同じように食べられる。そして即席めんの価格はカップヌードルの4分の1だ。なぜ人は敢えて高いカップヌードルを食べるのかわからない。カップヌードルの方が栄養豊富だとか、より健康的だということはないと思う。

私がいかに清貧の生活をしているかの一例だが、さすがに、即席めんは1日に2個以上は食べないようにしている。

近くのスーパー(FoodMaxx)で即席めん10個1ドルで売っている。1個10セント(11円)だ。通常は6個1ドルなのだが、時々10個1ドルのセールをする。巨大なボックスにChef Woo Express即席めんが山のように積み上げられる。その時を狙って買いだめするのだ。他の街のFood Maxxでも同じようなセールをやっているかどうかは、調べてないのでわからない。

(何しろ即席めんというのは、お湯がなくとも、15分程度水に浸しておけば美味に食べられるというから、非常食にもなる。)

この即席めんは純然たるメイド・イン・USAで、サウスカロライナ州のRoya Foods社製。味も形状も大きさも日本の即席めんと似ていて内容量85グラム。賞味期限は4カ月あまり残っている。さらに、ユダヤ教の戒律に合ったUマーク、イスラム教の戒律に合ったハラルマークの認定も受けていて、品質は悪くないと思われる。ずっと食べ続けている私も、1日2時間ハード・エクササイズをするなど健康そのもの。

が、皆様に広く推奨する食生活では、必ずしもない。あくまで、貧乏老人が、世界中をさすらって生る秘術の一端を紹介するまで。健康の権化、イチローが毎日カレーを食べているなどいうことを語るべきでなかったように、健康老人(じきくたばるだろう)がこんな話はすべきではなかったかも知れない。