橋の半分まででも行こう!
毎度、土曜テニス会後のサイクリング。6月12日は、宝島探検に出かけることにした。サインフランシスコとオークランドをつなぐベイブリッジ(全長7.18 km、1936年開通)の真ん中に宝島があるのだ。橋はヤルバブエナ島という自然島で中継されているが、それに接続して人工の埋め立て島トレジャーアイランド(宝島)が、1939年ゴールデンゲイト国際博覧会のためにつくられた。
いや、さほど面白い島というわけではない。博覧会後、海軍基地などに使われた後、現在では廃墟のような建物が並び、約1800人の一般住民が古い借家に暮らす何だか寂しい島だ。ただ、この島までのベイブリッジ東半分に自転車道があり、ここまでなら自転車で行ける。東半分は1989年のロマプリエタ地震で橋げた陥落などの被害があり、2013年までに全面的に建て替えられた。その際に歩道・自転車(Bay Bridge Trail)も設置された。
西半分は壊れなかったので自転車道のない旧橋のまま。したがって、ここを伝ってサンフランシスコまで自転車で行くことはできない(残念!)。しかし、まあ半分まででも行けるならば、行かないわけには行かないだろう。コンコードの自宅からテニス会場エリセリートを経てトレジャーアイルランドまで自転車、最後のベイブリッジ西半分は自転車ごとバスに乗ってサンフランシスコへ。不完全ながら、コンコードからサンフランシスコまで約70キロ自転車ルートを体験する試みとなった。