豊かな私

あなたは、どんな時に、自分が豊かだと感じますか。私は、朝起きてどこにも行くことなく、部屋でネット検索をしたり物書きをしている時にそれを感じます。時にキーボードの前のカップヌードルをすすったりしながら。

つまり、会社に行く必要がなくなった。うずうずしてどうしても外に出たくなる昼頃まで、そうやって自分の時間が持てる。これは貴重です。贅沢です。最高にリッチです。おそらくビル・ゲイツさんですら、このような豊かさは手にしていないかも知れません。

「真の青春」

「終わった人」。そういう言葉があなたから発せられるかも知れませんが、退職後の人生ほど、全時間が自分のものになる豊かな青春はないのです。第2の青春、ではなく真の青春の始まりです。しかも、生活保護以下の額と言えどもベーシック・インカム(年金)をもらえる点が、第1の不完全な青春とは異なります。額の少なさを嘆く暇があったら、中古店、100円(1ドル)ショップ、ネット通販で安くものを買う術を身に着け、ネット検索でアナ場安便を見つけ、世界中を飛び回ればいいのです(そして旅行記書いて飯のタネにできれば完璧)。