はじめに
第一章 アメリカの草の根コンピュータ文化
一、バークレーのコンピュータ運動
二、市民ネットワーク五つの型
三、「草の根コンピューティング」
第二章 多様なネットワーキング
一、「全地球カタログ」世代のコンピュータ・ネットワーク ― ザ・ウェル
ニ、環境運動のネットワーク ― エコネット
三、平和運動のネットワーク ― ピースネット
四、通信生協ネットワーク ― TCN
五、ヒューズ老人の奮闘-電子ミニコミによる民主主義
六、「かもめのジョナサン」のコンピュータ ― オレゴンの森林伐採反対運動
七、ハイテクで強化されるボイコット運動 ― UFW
八、コンピュータで代替通貨をつくる ― LETSシステム
九、少数民族のネットワーク ― インディアンとアジア人
第三章 市民的コンピュータ利用の背景
一、市内電話はただ
二、自由にいじれる電話回線
三、まずオールド・メディアから!市民のラジオ運動
四、印刷、・二一コミも健在
五、コンピュータ会社の市民団体助成
六、財団と非営利団体制度
七、適正コンピューティングの技術援助
第四章 アメリカ草の根・生の声
一、ベトナム反戦からマイコン市民運動
― スティーブ・ジョンソン(ポートランド情報技術研究所)
二、ネットワークづくりの実際
― クリスチャン・ストールバiグ(エコネット)
第五章 バソコソ通信の生いたち
一、コンピュータ通信の源流
二、コンピュータ会議の系譜
三、電子掲示板の系譜
四、マイコン革命
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第六章 パソコン通信は新しいミニコミになるか
一、電子ミニコミの可能性
二、何が欠点か
三、パソコン通信の今後
第七章 コンピュータ・市民の戦略
一、脅迫のコンピュータ文明に抗して
二、コンピュータにおけるオルターナティブ
三、商業ネットを越える市民ネット
終章 最後はやはり人問だ
付・コソピュータ利用の市民団体リスト[北米・日本]
あとがき