象が出る
「その道、象が横切って行ったから気をつけろよ。」
すれ違った地元の人に言われた。象が出るって、この砂利道は村近くの生活路だよ。こんなところまで象が来るのか。
「別の道を行った方がいいかな。」
「いや、気をつければ、その道でも大丈夫。」
そんな感じで、きょうもツムクェの村を歩き回る。以下、ツムクェの風景を紹介。
前述の通り、カントリー・ロッジの近くまでは象が来ている。ここまで来るのなら、村も遠くはない。
象との遭遇(6月20日)
ツムクェはだいたい歩きつくしたのだが、そういえば北西方向は行ってないな、と気づいた。北西2キロ程度歩いたところに、ツムクェ・クラフト&ツアーズという施設が地図上には載っている。何だろう、行ってみよう、と6月20日夕方にでかけた。
小学校の裏を抜けていくと小道があった。思った通りの細い道で、路面はやはり砂に覆われている。
追ってはこないか、びくびく振り返りながら、元の道を戻る。最初、道まで出てきたようで、その時2枚目の写真を撮ったのだが、映っていない。慌てていたのだろう。象が人間を食物と考えない動物で本当によかった。あんな大きなのが肉食獣だったら我々はどうなるのか。まさに恐竜に襲われるような恐怖だろう。