土曜テニス会の帰り。きょう6月19日は、バークレー・ヒルズの自転車山越えを試みる。前に自宅のあるコンコードからオリンダまでは来たが、その先ちょっと高いバークレー・ヒルズを越えて湾東地区のオークランドやバークレーに行ったことはない。地図の上だけで見れば、ここを越えてベイブリッジ方面に出るのが、サンフランシスコに行く最短ルートになる(ベイブリッジ西半分はバスになるが)。しかし、北のサンラファエル・リッチモンド橋経由より高い標高を走破することになるので相当きついと行く前からわかっていた。高速道路はこの山の部分トンネルになっている。
しかし、一度は経験しておかねば、と逆方向からこの山越えを試すわけだ。社会勉強ツアーでなくひたすら肉体勝負になること覚悟で、エリセリートのテニス会場を1時半ごろ出る。
いきなりブラックライブズ・マターの行進と合流
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バークレー近辺はリベラルな街だ。道行く人やすれちがう自転車も手を上げて声援を送り、車道の車はクラクションを鳴らし気勢をあげてくれる。珍しいアジア系じいちゃん参加者の私にも声援を送ってくれて申し訳なかった。自転車ライド自体は、先頭に大きなスピーカーがあって音楽を流しているものの、交通規則を守り、旗竿を立てることもなく、特にシュプレヒコールを叫ぶこともなく、ライダーたちの静かな行進だった。
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私もここで弁当を食べ、そして彼らの向かうオークランドとはやや別方向に自転車を走らせはじめた。
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クレアモントから山登り
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この周辺(バークレー市とオークランド市の境界付近に位置する「クレアモント地区」)は、今でこそかなり都市化したが、もともとベイエリア都市圏から離れた閑静な自然地域で、広い庭を持つ豪邸が散在していた。
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自転車は高速道路を通れない
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ここまで登ってくるのは相当きつく、いくら地図上では最短距離に見えても、自転車ルートとしては使えない、ということを改めて確認。わかっていたけれど、実際に確認することは意味があるのだ。
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