ウィーンからいっきょに、クロアチアのアドリア海沿岸の街スプリトに向かった。途中乗り換えのザグレブ(クロアチア首都)で2時間あき、市内観光ができた。ウィーンは厳寒だったが、ザグレブは日本程度。ちょうど今回の旅に出た頃(11月初め)のニューヨークの気候に似ていた。イチョウの紅葉が残っていた。
そしてウィーンを出たときからだが、晴れていた。この旅で初めてだ。大西洋からの厚い雲も、いくつか山を越してきたので、切れるのだろう。ザグレブも晴れて、いっそう南の国に来た感じがした。
そして、さらに南の海岸沿いのスプリトまで来た。昨日までの北方ヨーロッパとは気候も街の様子もまったく違う。バスの外気温寒暖計は13度を指していた。夜でまだよくわからないが、まったく別の地中海世界が開けている予感がする。