マルタの散歩道

放浪していると定着する生活が貴重だ。動き回るのもいいが、「滞在」の中で生まれてくる別の気持ちの在り方も経験したい。散歩も敢えて毎日同じルートにして定常生活を意識する。以下、その「マルタの散歩道」を紹介。

私の宿は、サンジリアン(英語:セント・ジュリアン)のパーチャビル地区にある。人出が多く、カフェ、バー、レストランもたくさんあり、観光客の拠点となる町だ。宿も競争が激しいからか安くなる。
すぐ近くが海で、海岸沿いにヒルトンホテル(左の高層ビル)やリゾートマンションが並ぶ。
リゾートマンションの「トンネル」から海岸部に降りていける。青い海が呼んでいる。
下はヨットハーバー。マルタは、結構、いろんなところに自由に入って行ける。アメリカなら「私有地に付き、部外者は…」の看板が出そうだ。
両側にカフェやレストラン(写真は右手)。「地中海リゾート地」の雰囲気が漂う。
左手に歩いていく。
上から見るとこんな感じ。
ヨットハーバーをぐるっと回って突端まで行ってみよう。
左側(北側)防波堤の突端。そこで防波堤の外側にまわれる。波が強くて突端まで行けない日もある。
防波堤の突端から地中海を見る。しばらくここで瞑想。
防波堤の外側はごつごつした岩場だ。ここも歩けないことはない。
波がつくりだす岩の不思議な模様。
やがて別の湾側に出る。植生も現れる。
何の花か知らないが、一面に咲き乱れている。冬なのだが。
駐車場から海岸に下りる階段がある。ここを上って街に帰る。
「ロシア・カラオケ」の前を通り、13ユーロの我が高級ホテルに帰る。約30分の散歩終了。(ホテルは、1月に一挙に10ユーロ値上げになったので、近所の17ユーロの宿に移った。朝食付きで2000円。)
夕方や夜には、北側のセント・ジョージズ湾沿いからこのペンブローク・ガーデンズ公園までジョッギングに行く。サッカー場には入れないが、広場があるのでそこを走り回る。サンジリアンはちょっと北に行くと郊外地域になる。
公園の先にはこんな自然地域が広がる。