テニスの帰り、自転車が故障
友人とのテニスはきょうも4対4の引き分けだった。お互い進歩がないのか、それとも互いに同じく進歩しているのか。黙考しながら帰りの4時間サイクリングを開始すると、何やらタイヤがおかしい。回るごとにボコッボコッと上下動する。見ると、な、な、何と、タイヤが擦り切れ、小さい穴からチューブがはみ出し始めている。
パンクなど故障の修理道具は常備しているが、タイヤの外皮がだめになるのは想定外だ。これまでパンクを何度もやったが、いずれも家の近く。完全装備で出てくる遠出時には不思議にパンクせず、しかし、ついに発生したと思ったら外皮の擦り切れか。
このまま行ったら山の中4時間内にチューブが破裂する。自転車屋でタイヤを買うか。自転車屋この辺にあるか。BART(高速地下鉄)に乗って帰るか。いや待て、自転車屋に行くにも電車に乗るにもマスクが必要。(法的に義務付けられている)。よりにもよってこういう日にマスクを忘れている。マスクを買わねば。しかし、マスクをしなければマスクを売っている店にも入れない。どうすればいいのだ。マスク自販機など見たことない。ドラッグストアの前で「マスク売ってくれえ!」とドル札を振り回すのか。
すぐ解決策判明。友人の家がまだ近い。そこに行ってマスクを1枚もらえばいいのだ。そして、地下鉄に乗って帰る。家にならスペア・タイヤもある。
先月までだったら地下鉄という選択は考えなかっただろう。最近ワクチンを受けた。2回受けるうち、1回だけでも85%の予防効果があるという研究結果をニュースで聞いた。よし、BARTに乗るぞ。
8ヵ月、バス・電車に乗ってなかった
何と久しぶりのBARTなのか。昨年6月以来8カ月ぶり。いや、昨年3月からほとんど公共交通機関に乗っていない。自転車とともにBARTに乗るのは、おととし12月以来14か月ぶりだ。