自転車でニューヨーク征服へ

今、自転車でニューヨーク征服に挑戦している。自転車は自由でかつ人間の力で動く。それで広大なニューヨークを走り回り、自分の支配下に置く。

クレイグズリストで買った愛車(自転車)。
愛車。クレイグズリストを通じて80ドルで買った。交渉成立で取りに行ったら、自転車集めと修理が趣味のユニークなおじさんだった。帰りはそのまま乗ってこれた。体形にあった素敵な自転車。
ニューヨークの貸自転車事業シティバイクの駐輪場。
バイクレンタルという手もあった。ニューヨークの「シティバイク」プログラムは全米最大で、1万台の自転車を写真のような駐輪場603か所に配置。どこから乗ってもどこに返してもよい。料金は例えば市内住民向け年間料金が163ドル。一般向け1日パスは12ドル。
オーシャン大通りの自転車道。
家の近くからブルックリン南端(コーニーアイランド・ビーチ)の方に行くには、このオーシャン大通りの自転車道を行くのが便利。1894年につくられた米国で最も古い自転車道という。
ブルックリン南岸の自転車道。
帰りはこの海沿いの自転車道を帰ってくる。前方にマンハッタン。

ジャマイカ湾周遊とロッカウェイ・ビーチ

昨日7月7日(金)は、午後3時から8時半まで、ブルックリン、クイーンズ南部のジャマイカ湾周遊のサイクリングをしてきた。ジョン・F・ケネディ空港が見渡せる風光明媚な自然保護地域だ。所要約5時間半で約70キロ。

午前中は雨が降っていたが、午後になって止んだので、ちょっと遅いが、午後3時頃家を出た。ブルックリン大学あたりを通って南東に進み、カナージー公園付近からジャマイカ湾グリーンウェイに入り、ジョン・F・ケネディ空港を東に見ながらクロスベイ道路を南下。この辺からクイーンズ区に入っているようだ。

2つの橋を渡った先にロッカウェイ・ビーチがある。雄大な大西洋の眺めだ。マンハッタンやブルックリン・クイーンズ西部の水域は、ハドソン川やイーストリバーから連続する内海だが、こっちは直に太平洋の荒波に面している。考えてみれば、大西洋を見るのは久しぶりだ。サンフランシスコに居た時も日本、アジアに居た時も太平洋だったし、南米でも大西洋側には行かなかった。

その後、ギル・ホッジズ・マリンパークウェイ橋をまわって帰途に着き、エモンズ通り、ベッドフォード通りを経てサンセットパークに帰ってきた。午後8時半着。まるで図ったかのように暗くなる直前。かつ、かの激しい夕立が来る直前だった。

写真が撮れてなかった

素晴らしい写真をたくさん撮った。ところが、メモリカードが入ってなかった。全然撮れていない。デジタルカメラというのは、メモリカードが入ってなくても小さい警告が表示されるだけで普通に「撮れて」いるように機能する。しかし、実際は撮れていない訳で、恐ろしい事態だ。勉強になった。

体力的にはきつくない(バスケの方がずっときつい)。しかし、同じ姿勢を取り続けることの苦痛というものがある。肩、手先などが凝ってくる。昔のようにひざなどが痛くなることはなかった。新しく購入した自転車がやや小型で私の体にぴったり合っているからと思われる。水は持って行ったが、腹も減ってくることがわかった。次回からはサンドイッチも持っていこう。