コロナ禍で家に居ることが多くなったが、用はなくともできるだけ外に出てみたらいい。犬も歩けば棒に当たる。家の周りでもちょっと歩いてみれば、何か新しい発見はあるものだ。きょう歩いたら、近所の裏木戸に下図のようなポスターがあるのを見つけて、げらげら笑った。
通常こういうところには犬の絵柄があり「猛犬に注意」などと書いてあるものだ。ところがここでは、「犬のことは忘れろ、家主こそあぶないぞ」と書いてある。銃口がこちらを向いている。
げらげら笑って写真を撮って、しかし待てよ、これは相当なブラックユーモアだぞ、と思った。つい最近も、アトランタやネバダで大量銃撃殺人が起こっている。アメリカの銃社会にはうんざりだ。なのに、ここでは惜しげもなく銃口をこちらに向けている。
ま、それは刺激的な発見だったが、春爛漫の小川沿いの散歩道を歩くのは気持ちよい。