シリコンバレー横断のサイクリングにでかけた。6月30日(水)。スタンフォード大学近くのパロアルト(カルトレイン)駅から、バレー東部のミルピータス(BART)駅まで。地図で見ると、西から東へほぼ「横断」のコースになるが、感覚としては、北端のパロアルト周辺から、サンノゼを経たバレー終端ミルピータスまで、となぜか北から南「縦断」のイメージになる。シリコンバレーの中心部全行程を一挙に走るという前からやらにゃと思っていた走行だ。
シリコンバレーにはすでに何度もサイクリングに来ている。また来て、おそらくこれからも何度も来るだろう。理由の一つは、バレーがだだっ広く面的に広がるからだ。1回の通り抜けでは全部を網羅できない。何回も別コースを走りながら徐々に全体をカバーできる。
そしてもう一つは、私の準備不足という要因。見学に出かける前に周到に全部調べるという「予習」が苦手だ。行ってから、あ、これは何だ、と興味を持ち、帰ってからいろいろ本格的に調べだす。そして詳しくわかると、なんだ、だったら隣のあれもこれも見ておきたかった、などと気づく。いろいろ見落としがあるのだ。それで再度同じ場所をまわり写真を撮ったりする。
いろいろジグザグでまわった。広い湿地帯のサイクリングもした。パロアルトまで行く前にサンフランシスコ市内の補足調査もしたので、この日の行程は100キロに行ったと思う。膝痛で「走れないから自転車こげる」状況の中ではいい運動にもなった。
パロアルト、スタンフォード大学周辺
マウンテンビュー、グーグル周辺
野生生物保護区
タスマン通りからミルピータスへ
パロアルトを午後3時頃出て、余裕だと思っていたのだが、湿地帯サイクリングを終えてからが意外と長かった。いろいろ細かい断片でシリコンバレーを走行していると、距離感がおかしくなるようだ。何とミルピータス駅に着いたのは8時半頃で、BARTは終電車になっていた。