あったかくなってきましたね。ただいまコンコード摂氏41度。
(記録を見ると、本日6月17日午後2時53分から4時53分までずっと摂氏41度、華氏106度。)
またその季節が来ましたか。去年9月の44度よりは涼しい。
道路に出していたプラスチックのごみ収集ボックスを中に取り込もうとしたら、熱くて触れた手が火傷しそうになった。
だが、去年の熱暑を乗り越えています。ノウハウは完璧。何よりもまず、Tシャツをびしょびしょに濡らして着る。ハイテク肌着とか難しい方法よりも、それが原始的ながらもっとも強力。焦がされる炎天下をそれで歩くと快適なくらい。20分も散歩して来るとほぼ乾いている。しまった、きょうは頭から水をかぶっていくのを忘れた。
(確かに濡れたTシャツを着るというのは、慣れない人だと刺激が強すぎるかも知れない。しかし私はいつも夏の炎天下でスポーツするとき、濡れTシャツを着る「水冷式」防熱策をとっている。全面的に・均等に濡らすと、濡れているのがわからないくらいで違和感なし。汗だくになったと同じ効果が出るのに、自分の体から汗を出すのでないので消耗は少ない。そんな風な戦略に普段から慣らしておけば、日常生活でも同じ方法がとれる。)
家の中でもエアコンは必要ありません。涼しいうちの朝の空気を取り込んで後は締め切り、ブラインドを下すと、あまり暑くならない。外の熱暑から中を守るための締め切りだ。アメリカの住宅には「縁の下」という構造がなく、地面にはりついている。そうすると地面の定常温度で、室内の温度上昇はある程度抑えられるようだ。外が41度でも中は33度程度。そして「濡れたTシャツと扇風機」戦略を取ると、ほぼ快適空間。昼寝するにも濡らしたバスタオルを背にすると寒いくらいだ。
内陸型のコンコードは、昼暑くても夜になると温度が下がる。日本やニューヨークのように、夜暑くて寝られないということはない。公園の運動には、夕暮れ時に行けばよい。テニス場など夕方になると空くので、いつもその時間に行っているが、この時期は、夕闇迫る頃、目立って人がやってくる。確かに日が陰ると確実に気温が下がる。
しかし、6月で41度というのは記録的なのではないか。今年はどこまで行くのか。準備は万端。50度くらいまでなら平気な気がする。ロサンゼルス郊外で、昨年9月6日、49.4度を記録したな。